アロマには、身体の不調を緩和させる効果が期待できるものもあります。
ここでは身体に効くといわれるアロマをご紹介いたします。
その前に精油の使い方をもう一度おさらい
まずは、精油の使い方を確認しましょう。
アロマテラピーの方法は色々とありますが、身体に効くアロマを使用する際には、初心者でも簡単に実践できる4つの方法をご紹介いたします。
1つめの方法は芳香浴です。
身体に効くアロマを、嗅覚から吸い込み、身体全体に行き渡らせるという方法ですね。
アロマディフューザーやアロマポットを使用すると簡単です。
2つめは入浴です。
入浴の際に精油を浴槽にたらし、嗅覚だけではなく、直接肌から吸収する方法です。浴槽ではなく、洗面器に湯を張り、精油を垂らすと、手浴や足浴もできます。
3つめはマッサージです。
これはキャリアオイルという、匂いのないオイルに精油を数滴まぜ、マッサージを行います。
4つめは温湿布です。
洗面器に熱い湯を張り、そこに精油を数的垂らします。タオルを浸して絞り、患部にしばらくのせます。
身体の症状に合ったアロマを選んでみよう
身体に効くといわれるアロマはいくつもありますが、効果によって選ぶべき精油は違います。身体に効くアロマを症状別に紹介しましょう。
頭痛
- クラリセージ
- ペパーミント
- マージョラム
- ユーカリ
- ラベンダー
- ローマンカモミール
肩こり
- ジュニパーベリー
- マージョラム
- ラベンダー
- ローズマリー
筋肉痛
- サイプレス
- パイン
- マージョラム
- ユーカリ
- ラベンダー
- レモン
- ローズマリー
- ローマンカモミール
風邪気味
- サイプレス
- ティートゥリー
- ペパーミント
- ユーカリ
- ラベンダー
- ローズマリー
足のむくみ
- サイプレス
- ジュニパーベリー
- ペパーミント
- ラベンダー
- ローズマリー
目の疲れ
- ラベンダー
- ローズ
- カモミール
自分の気になる症状に合わせてこれらのアロマを、芳香浴や入浴、マッサージや温湿布などで、身体の中に吸収させます。どの方法で行うかは、その時の気分や度合いで変えてみるといいでしょう。
自分に合った方法があると思いますので、色々試してみてください。
ただし、あくまでもアロマテラピーは医療行為ではありません。
改善がみられない場合もあることを承知の上で行ってください。症状がひどい時は、専門の医療機関へ相談することを勧めます。